ネットワーク
サーバー
クライアントPC
ヘルプデスク
セキュリティ
グループウェア

社内LANをインターネットに繋ぐルーター設定方法

社内LANをインターネットに接続し、かつLAN内のPCがネットワークに繋がるようにするためのルーターの設定について説明します。

社内LANをインターネットにつなげる

・回線契約
・プロバイダー契約
の手続きをすることでプロバイダーから設定情報が届きます。

その中で主に必要な情報は、プロバイダーから通知される以下のものです。

  1. ユーザー名
  2. パスワード
  3. DNSサーバーアドレス

この3つを社内LANの出口となるルーターに覚えこませることでネットワークに繋がる全ての機器をインターネットと結ぶことができます。 社内LANのルーター設定に必要な情報

ちなみに回線契約をすることでユーザーIDなどを通知される場合がありますが、問い合わせやwebサイトのマイページへアクセスする時に必要なだけなので、今回の設定には必要ありません。

社内LANのIPアドレスを設定する

ルーターに設定するのは以下の2つです。

  1. ルーター自身のIPアドレス
  2. 社内LANにつながるPCに割り当てるアドレス

2が分かりにくいですね。

ルーターにはルーター配下につながる機器から要求があったときに、適当にIPアドレスを割り当ててくれる機能があります。 つまり、PC側ではIPアドレスを設定する必要がありません。

対象の機器にどんなアドレスを割り当てるのかを設定しておく必要があります。

社内LANのルーター設定に必要な情報 予めルーターに割り当て用IPアドレスを設定しておく。パソコンはIPアドレス自動取得の設定なので、割り振られるのを待っている状態。
社内LANのルーター設定に必要な情報 ルーターは自動取得設定されたパソコンに対しIPアドレスを重複しないように割り当てていく。割り当てられたパソコンはインターネットに接続することができるようになる。
↑ページのトップへ-

次は→ 拠点間移動時にPCのIPアドレスを手軽に切り替える方法

ひとことコメント
関連記事
拠点間移動時にPCのIPアドレスを手軽に切り替える方法|「ヴァルヘルIPコンフィグ」 拠点間移動時にPCのIPアドレスを手軽に切り替える方法|「ヴァルヘルIPコンフィグ」
社内LANのIPアドレス運用ルールの一例をご紹介 社内LANのIPアドレス運用ルールの一例をご紹介
社内LAN構築前に決めておくこと|チェックリストあり 社内LAN構築前に決めておくこと|チェックリストあり
社内LAN構成図サンプル&素材 社内LAN構成図サンプル&素材
社内にあるサーバー種類とその管理方法について 社内にあるサーバー種類とその管理方法について

人気エントリー
最近のエントリー
筆者プロフィール
筆者プロフィール
  • 1976年 東京都生まれ
  • 23歳・・・サービス業の会社に勤務したが時間的自由度の低さに納得行かず転職を考える。
  • 25歳・・・「新卒扱いで構いません!」と言ってIT系企業(社員30名)に転職。
    Word、Excelから始め、サーバーやネットワーク機器の構築を学び、3年間SIerとしてお客様への提案やシステム構築を行う。
  • 28歳・・・「3年の経験あり」ということで現在の会社(従業員数900名)に社内SEとして入社
    遅れに遅れていた社内システムを低予算で更新した実績を評価された。