社内LANを構築する前に、最低限決めておくことを決定のポイントと共にまとめました。
社内LANから小さな事務所のネットワーク構築の前に必ず確認してください。
まずは有線か無線かを決めましょう。それぞれのメリットデメリットについて整理しておきます。
拠点内のIPアドレスが足りなくなることも考えられるので、近い将来、パソコンやプリンター数が増えていくことも見越して台数を把握しておく必要があります。
台数やオフィス内のデスクのレイアウトに応じたネットワーク機器(ハブ・スイッチ)の購入が必要です。
各拠点を社内LANとしてネットワーク(VPNなど)で結び、インターネットへの出口を本社にまとめることができます。
そうすることで全拠点のセキュリティ管理が一元化でき、データの共有もスムーズなので複数拠点を持つ会社では一般的な運用となります。
VPNで接続する拠点数はネットワークの設定しだいで数に制限が出てくるので、近い将来、増える拠点数も予め考慮しておきましょう。
接続台数と拠点数によって必然的にIPアドレス体系も決まってきます。
種類 | IPアドレス範囲 | サブネットマスク | 1サブネットあたりのアドレス数 1拠点の端末数(パソコン+プリンター+サーバー) |
サブネット数 拠点数(支店数) |
---|---|---|---|---|
Class A | 10.0.0.0~ 10.255.255.255 |
255.0.0.0 | 16,777,216 | 1 |
Class B | 172.16.0.0~ 172.31.255.255 |
255.254.0.0 | 65,536 | 16 |
Class C | 192.168.0.0~ 192.168.255.255 |
255.255.255.0 | 256 | 256 |
上記は正式なプライベートアドレスのクラス分けではなく、一般的な社内LAN構築の際に使用される数値を当てはめています。
16拠点に収まりそうならば、Class Bを使用しましょう。
※サブネットを細かく管理することで16拠点以上の構築も可能です。
サーバーやプリンターなどは固定IPアドレスの運用にしましょう。
パソコン・タブレット・スマートフォンについては余程の理由がない限り、自動取得の運用がオススメです。
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